Kubernetesの公式チュートリアルをやった

お疲れ様です。

仕事でKubernetesを本格的に触ることになったので、本腰入れて勉強を始めました。

 

自社でKubernetesの社内トレーニングがあって参加したことがあったのですが、ハンズオンについていくので精いっぱいで終わってしまいました。トレーニングから時間が経っていたので、復習もかねて、公式のチュートリアルをやることにしました。

 

kubernetes.io

 

今どきは自分で環境を用意しなくても、無料でwebでターミナルを動かせるのですね。全部ではないですが日本語化もされているので本当に至れり尽くせりだなと思いました。公式チュートリアルはweb上で完結しますが、ローカルで実際の動作を試す方がより理解が深まると思い、Minikubeをローカルにインストールして、公式チュートリアルと動きを見比べつつ進めました。途中、チュートリアルの通りに動かせない部分もありましたが、「本当はこうなるはずなんだな…」と確認にとどめ、チュートリアルを完了することを優先しました。

 

だいたい半日か、長くても1日あれば終わるので、Kubernetesのとっかかりとしてはとてもいいなと思いました。

 

チュートリアルの次はKubernetes The Hard Wayを進めています。inductorくんが翻訳したものを使っています。(ありがとう!)

 

まだ途中なので、無事終われたらまた記事を書こうと思います。

github.com

リングフィットアドベンチャーを始めて1年が経った

おはこんばんにちは。

リングフィットアドベンチャーを始めて1年以上経ったので、経過報告をします。

買ったばかりの人の参考になれば。

注意:本記事は一部ゲームのネタバレを含みます。

 

 

いつ買ったの

2019年11月です。

 

なんで買ったの

いろいろあるのですが、主に以下の理由です。

  • 末端冷え性・低気圧による体調不良を改善したい
  • ぽっこりおなかを改善したい
  • ジムが通える圏内になく、家で飽きずに運動がしたい(youtubeなどで運動を実施していたが、飽きてきていた)

 

どのぐらいやっているの

 メインストーリーは終わり、エクストラストーリーに突入しています。

全然終わる気配がなくて、こっそりステージ数検索したら折り返してもいないことを知りました。「メインストーリー終わったらfitboxing2ほしい」とか思っていたのに。

 

起動頻度としては1週間に2~3回で、毎回20分程度やっています。

運動強度は17ぐらいから始めて徐々に上げ、30まで行きましたがきついので最近は28でずっとやっています。

腕系(いわゆる赤色系の技)はほとんどやっていません。なんとなく好きじゃないからです。ほかの色は好き好んでやっています。

ストーリーは単調ではありますが、敵を倒すという動きがなんとなく自分に合っていたようで、ここまで続くと思っていませんでした。買って良かったです。

 

ちなみにリングフィットアドベンチャーを起動する気分じゃないときは、youtubeのやせるダンスをやっています。この方のチャンネルのをよくやっています。

www.youtube.com

 

効果は出ているの

  • 末端冷え性 → 改善したかどうかわからないぐらい今年が寒い。
  • 低気圧による頭痛 → たまに頭痛に悩まされるのですが低気圧のせいかどうかわからないため、不明
  • ぽっこりおなか → 飯を食べたら腹は出る。ジーパンに心なしか余裕がある、気がする。

 

・・・・本来の悩みが何一つ改善されていませんね!w

でも効果がなかったわけではなかったです。例えば…

 

  • しゃがみポーズが楽になる。家事や洗車などで効果を実感。
  • 肩こりにあまり悩まなくなる。
  • 筋トレが楽しくなってくる。

 

なんだかんだで楽しいので、もうしばらく続けようと思います。

 

家の無線ルーターを更新しました(WRC-1167GHBK2 → RT-AX3000)

おつかれさまです。

我が家の無線ルーターを更新しました。

 

更新前は以下の機器を使用していました。

www.elecom.co.jp

 

実家から一人暮らしになるタイミングで購入したものです。たぶん5年ぐらい使用しました。当時はPS3+nasneを使用しており、有線ポートがGigabitで、そこそこお値打ちな無線ルーターを探していて、これに行き着いた覚えがあります。

 

更新のきっかけ

我が家にWi-Fi6対応の機器が増えたことと、引っ越してから家のネットワークの悩み(角の部屋やトイレでWi-Fiが安定しない)がボチボチ出ていました。

 

要件

  • GUIである
  • Gigabitの優先ポートを搭載している(NASPS4用)
  • Wi-Fi6対応である
  • ビームフォーミング対応である(角部屋に届かない問題解消のため)

 

この辺を考慮して呟いていたら、フォロワーさんが「この機種どうでしょうか?」と教えてくれたのを参考にしつつ、なんとなくASUSかTP-linkがいいなぁと思っていました。

 

Twitterに流れてきていたこの記事でASUS製のRT-AX3000が紹介されており、

これが予算内かつ要件を満たしていたのでポチりました。

 

www.asus.com

設置

 

我が家はケーブルテレビで、DHCPです。

モデムから出ているLANケーブルを、RT-AX3000のWANポートにぶっ刺すだけなので、とても簡単でした。(設置場所の写真は滅茶苦茶汚いので割愛)

SSIDと暗号化キーは自分で設定するんですね。

管理画面が思ったよりかっこよくてお気に入りです。そういえばASUSってmakitaみたいな色合い好きだね…好きじゃない…?

 

機能

角部屋で2.4GHz帯でぎりぎり届くか届かなかったのが、5GHz帯で接続できるようになりました。ビームフォーミングの効果ってことでいいかな?

Gigabit対応ポートを選んだのですが、100Mbpsでリンクアップしていることが判明しました。この辺は100Mbpsでも特に困っていないですし、おいおい見ていくことにします。

ちなみにAlexaとIFTTTと連携できるみたいです。「アレクサ、ルーターのインターネットを止めて」とかできるらしいです。悪事に利用される気しかしないので、絶対有効にしません。w

Wi-Fi6での接続確認もヨシッ!

つまづきポイント

この機種に限った問題ではないのですが、EchoをBluetoothスピーカーとして使用するときに、音飛びするのと、Bluetooth対応マウスのポインタが飛ぶ現象に悩んでいました。Bluetoothと2.4GHz帯だと干渉するらしく、Echoを2.4GHz帯で接続していることが原因だと考え、5GHz帯で接続しようと試みました。

EchoはiPhoneのAlexaアプリからWi-Fiの設定ができるのですが、5GHz帯のSSIDをつかまないため、不思議に思い調べたところ、日本向けのEchoについては特定のチャネル(W52)にしか対応していないとのことでした。

 

そこで、RT-AX3000側でチャネルを自動から40chにしてみたところ、Echoから5GHz帯のネットワークに接続できるようになり、Bluetoothスピーカーの音飛びとマウスの問題が解消しました。わいわい!

 

肝心の速度ですが、更新前に速度を測っておくのを忘れていました。

体感として遅くはなっていないですし、しばらく使ってみることにします。

 

 

 

 

 

AZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)に合格しました

お疲れ様です。

2020/10/10にAZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)に合格しました。

 

 

どうして受験したの?

6月に転職してからの仕事がAzure中心になり、知識のベースを固めたくて取得を決めました。

7月にバウチャー付きオンラインセミナーがあったので、業務の都合をつけて受講しました。午前中いっぱいのオンラインセミナーを2日間かけて受けます。講師の人が話すビデオを見る形式で、パソコン1台あれば見られます。有難いことに弊社では業務扱いになりました。

 

どうやって勉強したの?

バウチャーの期限は半年あったのですが、油断すると期限切れになりそうなので、テストセンターで受験可能な日時を調べて予約しました。締め切り駆動(?)です。

勉強内容としてはMS Learnの「Azureの基礎」を一通りやりました。眺めるだけだと頭に入らないので、大事そうな単語を拾ってノートを取りました。

ところどころある知識チェックは全問正解するまでやりました。

 

業務でほぼ毎日Azureを触っていたので、MS Learnで学んだ内容を即触って確認できたのが良かったと思います。

 

試験当日は?

テストセンターで受験しました。オンライン受験だとちょっとめんどくさそうだったのと、テストセンターが富山駅前にあり、行くのが苦ではなかったのでそちらにしました。受験はテストセンターのPCを使いました。受験会場に携帯電話は持ち込めません。Microsoftアカウントでサインインする必要があったので、当日だけ覚えられるパスワードに変えていきました。受験後はMicrosoft Authenticatorを使っています。ここ地味にトラップかもと思います。

受験後、結果がその場でわかります。結果を印刷してもらえました。

 

 

受けてどうだった?

これに受かれば完璧!!!…ではありませんが、Azureの単語の理解が深まったので受けてよかったです。次の試験も受けたいなぁ。

 

 

Facerigの後継「Animaze」を試してみた

お疲れ様です。なつよ(夏目葉太)です。

Facerigの後継であるAnimazeを試してみました。

オンラインでの登壇やミーティングの機会が増え、使っている人も多いと思うので記事を書きました。

 

Animazeとは

Facerigの後継として2020/11/17にリリースされました。

Vtuberを実現するために使用している人も多いのではないでしょうか。

Facerig自体のサポートは2021/12/31までとアナウンスされています。

www.animaze.us

 

www.animaze.us

 

FacerigからAnimazeへの移行は必要か?

今すぐではありませんが必要です。

サポート期限(2021/12/31)を過ぎた後、Windows Updateなどによって動かなくなる可能性があります。それまでに移行すればOKなのですが、UIがかなり変わっていますので、慣れるためにも早めの準備が良さそうです。

 

自作または依頼したLive2Dモデルは移行可能か?

結論から言うと可能でした。ただし、IDの変換作業が必要です。

モデリングの段階で、新しめのLive2D Cubism Editor(4系)を使っていればそれほど難しくないと思います。

Animazeを試してみよう

我が家の環境は以下の通りです。ここにFacerigとLive2D用のモジュールを購入しています。

  • OS:Windows 10 Pro
  • PC:intelNUC(BOXNUC8I7BEH)
  • メモリ:16.0GB
  • CPU:Intel(R) Core(TM) i7-8559U CPU @ 2.70GHz (8 CPUs), ~2.7GHz
  • GPUIntel(R) Iris(R) Plus Graphics 655 

 

AnimazeはSteamで利用可能です。

store.steampowered.com

インストールしました。Facerigとは別ソフトとして動きます。

f:id:okisan2:20210108131529p:plain

完全に別ソフト扱い

デフォルトで使えるワンちゃんアバターが動いています。

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わんわんお

自作のLive2Dアバターを取り込んでみます。

Live2Dアバターのインポートについては以下の動画が参考になりました。

公式で日本語での記事&動画つき。ありがたいですね。

www.animaze.us

 

取り込み前作業

IDについて、2.1から3.0以降への変換が必要です。

モデリング>モデルのIDを変換 を実施後、再度moc3を書き出してください。

上の記事内の動画でも解説されています。

モデラーさんから.moc3拡張子を含むアバターのデータを受け取った方は、モデラーさんに上記の作業を実施してもらい、再度データをもらう必要があります。

IDの変換をしなくてもAnimazeでLive2Dモデルの取り込みはできますが、ラッキングしません。エラーメッセージ等出ないので引っかかる人が多いようです。ご注意を。

 

 

さあ、取り込んでみよう

Facerigだとエクスプローラーからフォルダを自分で配置する必要があったのですが、AnimazeだとGUIから直接インポートできるようになりました。やったね!

 

インポート>Live2Dのアバターをインポート

f:id:okisan2:20210108132607p:plain

モデル名.model3.jsonを指定すれば完了です。簡単!

 

自作アバターのインポートに関しては、サブスクリプションに加入するか、アバターごとにインポート料金$0.99が必要との情報がありますが、2020/12/15のアップデートで無料になったようです。やったね!(2回目)

store.steampowered.com

 

動作確認

顔のトラッキングは問題なさそうです。

作成したアニメーションが動くのかどうか試してみましょう。

(モデルにアニメーションを設定する方法についてはこちらをお読みください)

infragirl.hatenablog.jp

 

動きました!

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こちらのモデルは「バンザイ」「ジト目」「よだれ」を実装しているのですが、ジト目だけ動きませんね…。まばたきと口の動きはトラッキング対象なので動かないのかもしれません。こちらは継続して調査が必要ですね。

 

アニメーションを設定していないアバターの場合は、エラーメッセージ「No actions or poses available for this avatar」が表示されるようになりました。これはFacerigではなかった機能ですね。個人的に良アップデートだと思うポイントです。テストしやすいですしね。

 

配信してみよう

Facerigだと「ブロードキャストに切り替え」に該当する機能です。

「放送」ボタンを押せばOKです。これもかなり簡単になりました。

私の環境ではOBSを使用しています。

Facerigの時と同じように、「映像キャプチャデバイス」で認識されますね。ソース名はAnimaze Virtual Cameraです。

 

OBS側に「animaze FREE」のロゴが表示されるほか、Animazeの方に制限時間が表示されていますね。サブスクリプションを購入すれば消えそうです。

 

Plusのを購入してみました。サブスクリプションが「Subscribed」になりました。

時間制限が消えました。

OBS側にAnimazeのロゴが残りますが、Animaze > 全般 > Animazeのウォーターマークを非表示にする で消すことができました。

 

まとめ

Facerig -> Animazeの移行はそれほど難しくない

Live2Dモデルはモデラー側での作業が必要(ID変換、moc3再書き出し)

90分以上の配信をしたい場合はサブスクリプションが必要($9.99/年)

 

以上です。オンラインVtuber登壇したい人の参考になれば幸いです。

2020年を振り返って

お疲れ様です。

なつよ(夏目葉太)です。

2020年ももう終わりなので、振り返ってみます。

 

転職したよ

いろいろありましたが一番大きなイベントと言えば転職です。

infragirl.hatenablog.jp

 

このエントリだけアクセス数がえらいことになりました。

公開当日のアクセス解析です。1日1万アクセスはぎりぎり届きませんでした。

画像に含まれている可能性があるもの:、「アクセス解析 アクセス数 9,805 今日 10,076 今週 10,827 今月 123,344 123, 合計 日 時間 15,000 10,000 5,000 05/08 05/10 05/12 05/14 05/16 05/18 05/20」というテキスト

 

入社1か月の間は研修期間でした。

その間ラズパイを使ってpythonやgitの基本的な使い方を学んでいました。

その時に書いたブログ記事がこちらです。googleアナリティクスを見ている部署から連絡があったらしいです。たくさん見てもらってうれしいです。

顔認証系なのに顔出しをしたくないという理由から同僚に依頼しました。入社1週間で顔出しを依頼してくる後輩社員、今考えるととんでもないな。(本当にありがとうございました。)

www.creationline.com

Azure中心になったので、AZ-900を取得しました。ばんざい。

 

Live2D楽しいよ

転職のほかには、Live2Dにはまった年でもありました。

infragirl.hatenablog.jp

 

infragirl.hatenablog.jp

 

来年はLive2Dのスキルを伸ばしつつ、3Dモデリングに手を出したいなーとか思い始めています。

 

執筆も進んでいるよ

 

インフラ女子の日常の執筆ですが、進捗率としては60%ぐらいでしょうか。

残っているタスクとしては

  • 描きおろし回の作成。残り7回
  • 既出回のリマスター(vol.1~vol.13)
  • 表紙や謝辞の作成等…

もうちょっとスピードを上げたいと思いつつ、転職後の勉強もしているので

時間が足りてないです。5人ぐらいにスケールしたい。目標は2021年度中の出版です…!まじで年単位かかるんですけど執筆ってこのぐらいかかるのが普通ってことで良いんでしょうか。今日もTLに出版のお知らせが流れていくので割と焦ります。遠い目。

執筆環境に液タブとClip Studioを取り入れたことにより、作画クオリティとスピードが向上しました。

infragirl.hatenablog.jp

休職しているよ

Twitterではちょくちょく書いているのですが、11月初めから休職しています。

10月の初めから体調が悪くなりはじめ、

  • オンラインミーティングに参加しても会話に参加できなくなる。「なつよさん聞いてる~?」が頻発。ミーティングに遅刻も頻発。スタンバイしているのにzoomのリンクを押し忘れる等。
  • 寝つきが悪い+ほぼ毎晩3時~4時ごろの中途覚醒
  • 聴覚と臭覚が敏感を通し越して過敏に。戸棚から出したコップに水を入れると戸棚の味がする。特にスパイクする音全般がダメになる。(特にドアを閉める音と皿を落とす音)
  • 会話での聞き直しが増える(単語が聞き取れない)

 

原因としては、コロナ禍+転職や執筆というイベントの発生(ポジティブなイベントでもストレスになり得るとのこと)+身内のワチャワチャetcのコンボが決まってしまったようです。お医者さんの治療を受けつつカウンセリングを受けてます。

転職して半年たたないうちに休職となってしまい、会社の人に申し訳ない気持ちがすごいです。12月末現在で8割ぐらい元気になったので、お医者さんと復帰の相談をしているところです。

 

さいごに

2020年の最後は少しペースダウンとなってしまいました。お世話になった皆さん、至らない人間ではありますが来年もお付き合いいただけると嬉しいです。あとコロナ禍は早く爆発しろ!!!!!!!

【Live2D】【facerig】でコマンド入力でよだれを垂らせるようにする

おはこんばんにちは。

Live2D+facerigでコマンド入力でよだれを垂らせるようにしたので、メモがてら方法を書いていきます。

実際に使ってみるとこんな感じ。

f:id:okisan2:20201214153909g:plain

 

こちらはよだれいぬさん(@pabroff_freeze)のアイコン画像をベースに作成したアバターです。

主にtwitchで使っていただいてます。リスナーさんからもカワイイ!と好評のようで、とてもうれしいです。

www.twitch.tv

 

facerigで指定のキー(私の場合はQ)を押すとよだれが垂れて引っ込みます。

facerigのコマンド入力は、facerigのウィンドウがアクティブになっていないと受け付けないようで、最初は実行されなくて焦りました…。

 

facerigでコマンドでアバターを動かす方法してはいろいろあるみたいですが、今回はアニメーションを作ってコマンドをトリガーに再生するやり方を採用しました。

パラメータを直接実行する方法もあるみたいですが実現優先でそちらの調査まで手が回らなかったのでまた今度…。

 

違うモデルですが、Live2D+facerigでモデルを作ってみた系の記事は以下からどうぞ。

infragirl.hatenablog.jp

infragirl.hatenablog.jp

 

使用した環境は以下の通りです。

  • Windows 10 バージョン1909
  • Live2D Editor 4.0.06(有料版)
  • facerig(多分2020年12月時点の最新。ごめんバージョン調べる方法ぱっと見わからんかった。)

 

流れとしては

 

  1. よだれpsdファイルを作成する
  2. よだれパーツの動き(パラメータ)をつける
  3. よだれを出すモーション(アニメーション)を作成する
  4. facerigに組み込む

 

という感じです。

 

よだれpsdファイルを用意する

 

公式サイトを参考にしました。

docs.live2d.com

よだれのレイヤを用意します。

公式サイトによれば、元のpsdファイルによだれを追加すれば、元のpsdファイルごと差し替えてくれるらしいのですが、なぜか私の環境だとうまくいかない(後から足したpsdが1枚のパーツとして認識される)ので、よだれだけのpsdを作って、「すべてのレイヤーを新規アートメッシュとして追加」する方法を選びました。

f:id:okisan2:20201214142023p:plain

宙にうかぶよだれ

よだれパーツの動き(パラメータ)をつける

よだれパーツを「口の曲面」デフォーマに紐づけました。

f:id:okisan2:20201214143726p:plain

f:id:okisan2:20201214143801p:plain

こうすることで口の動きによだれが追随します。

f:id:okisan2:20201214144007g:plain

追随するよだれ

よだれパーツ単体に、口の開閉パラメータを動きを付けます。

そのままだと口を開けた時によだれがこんにちはしてしまうので、

口を開閉しても上唇のパーツの裏側に隠れるように調整します。

f:id:okisan2:20201214144334g:plain

ぱくぱく

最後に「よだれ」というパラメータを新規作成します。

-30.0が無よだれ状態(デフォルト)で、30.0の時が最大よだれ状態になるようにしました。

IDはfacerigに仕込むときに使用するので控えておきます。

↑今回のやり方では使用しませんでした。

f:id:okisan2:20201214144629p:plain

実際にパラメータを動かして、動きを確認してみましょう。

f:id:okisan2:20201214144920g:plain

口を開けた時の動きも確認しておきましょう。

f:id:okisan2:20201214145143g:plain

 

よだれを出すモーション(アニメーション)を作る

よだれが出る動きを作ります。

facerig上で特定のキーが入力されるのをトリガーに、あらかじめ作成したシーンが再生されるという流れです。

アニメーションの作り方はこちらを参考にしました。

www.youtube.com

 

f:id:okisan2:20201214151154g:plain

 

facerig用に組み込む

アバター全体のファイルと、モーション用のjsonをそれぞれ書き出す必要があります。まず前者からやります。

本記事では触れませんでしたが、このモデルには物理演算が設定済みなので、「物理演算設定ファイルを書き出す」にもチェックを入れておきます。あらかじめフォルダを作って、そのフォルダの配下に書き出すようにしておくとfacerigに組み込むときスムーズです。フォルダ名は必ず英語にしてくださいね。このブログ内では「yodareinu_v_1_0_2」としています。

f:id:okisan2:20201214145442p:plain

そのフォルダの配下に「Motions」というフォルダを作成します。こんな感じ。

f:id:okisan2:20201214152749p:plain

アニメーションのプロジェクトを開いて、「モーションファイル書き出し」を選択します。

f:id:okisan2:20201214153204p:plain

f:id:okisan2:20201214153338p:plain

先ほど作成したフォルダ「Motions」配下にエクスポートします。「Motions」配下にjsonファイルができていればOKです。

あとは「yodareinu_v_1_0_2」をfacerigのObjects配下に入れれば動きます。

 

さいごに

この方法を使えばほかにもいろいろな表情変化をつけられそうです!