シス管系女子を読むべきなのは誰か?

おはこんばんにちは。
シス管系女子のアドベントカレンダー、12月9日分として投稿させていただくことになりました。
www.adventar.org

今回は、ファンアートともに、
「シス管系女子を読むべきなのは誰か?」をテーマに
書いていこうと思います。

まず最初に、わたしとシス管系女子との出会いから説明させてください。

わたしとシス管系女子との出会い

私とみんとちゃんとの出会いは、確か2~3年前ぐらいだったか・・・。
確か、「もっと複雑な条件でファイルを探したい」(単行本2巻第11話)
の回だったかと思います。findコマンドを使えば、複雑な条件を組み合わせてファイルを検索できる、というあらすじです。

当時の私はLinuxサーバの管理者として配属されたものの、
Linuxサーバなんて学生時代触ったことがなかったし、本番環境を触るのに楽しむ余裕などなく、黒い画面におびえる日々でした。

そんな自分を打破したく手に取ったのが「日経Linux」でした。
みんとちゃんみたいなかわいい女の子がfindコマンドを使いこなす姿に驚きました。
当時、私の部署には同年代の女性インフラエンジニアがいなかったため、みんとちゃんに親近感を感じました。

大野さんからレクチャーされ、コマンドの便利さに驚く姿、「もうだめだーーー!」と頭を抱える姿、
結局二度手間でがっくりする姿を見て、「CLIに戸惑っていいんだ、悩んでいいんだ」といわれた気がして、気が楽になったのを覚えています。

今年の6月に技術書典でPiro先生にサインをもらえたのはうれしかった(・∀・)
infragirl.hatenablog.jp

シス管系女子を読むべきなのは誰か?

さて本題に入ります。
結論を言うと、Linuxサーバを管理する立場になったものの、どんなコマンドを使っていいかわからずググっちゃう人」だと思います。

・・・・え?そりゃそうだろって?( ゚д゚)

なぜそう思ったか書いていきますね。

Twitterではたまに書いてるんですが、つい最近後輩インフラボーイが配属されまして、私がOJTをしています。
Linuxの経験は1年ほどで、「やりたいことがあっても、どんなコマンドが適切かわからない」状態なんですね。

そういうときに彼はとりあえずぐぐっちゃうんです。
そんで、ぐぐったのと実際のサーバでの結果が違っちゃったりして「????」ってなっちゃうんですよね・・・。

わかる、わかるよ。
私もね、そんな時期、とりあえずぐぐってたよ( ;∀;)
そんで、思い通りの結果が得られなくて、先輩に泣きついてたよ。
「man見てやらないとだめだよ」って良く言われたっけ・・・。

ぐぐること自体はだめじゃないんですよ。
でも、かならず自分が思う結果が得られるかどうかはわからないし、それが正しいかもわからないんですよね。
そういう判断ができないうちは、やっぱりお金を払ってでも本で勉強するべきだと思います。

※その後、彼にはポケットリファレンスを渡しました。
 それでもだめならmanを読んで、もうお手上げなら声かけてって言っておきました。

そういう中で、シス管系女子って「どんな問題を解決したいときにこのコマンドが役に立つか」っていうことを「漫画形式で気張らずに読める」とても良い教科書だと思うんです。

普段から読んでおいて、いざそういう場面にでくわしたら
「あれ・・・こういう場面見たことある・・・そうか、みんとちゃんがやってた気がするわ」って思い出して対処の道筋を立てられます。

実際、わたしも「これシス管系女子で見たやつだ・・・!」って場面が何回かありましたw

「最初の1歩を踏み出すための本」ではないけど、「システム管理者として歩き出した人の手を引いてあげる」という意味では
最適な本ではないかと思います。

さいごに

ファンアートです!
Piro先生、3巻楽しみにしてます。これからもがんばってください~!

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