【Live2D+facerig】髪揺れを追加しました(とりあえず揺れればいい人向け)

おはこんばんにちは。なつめ@なつよです。

Live2D+facerigによるVtuberのベースができたので、ブラッシュアップしていきます。

今回は髪揺れ機能を付けました。

手順は

 

①揺らしたいパーツにワープデフォーマの追加(フリー版だと上限あるので注意)

②揺らしたいパーツに紐づいているパラメータの調整

③物理演算の追加

 

となります。

 

以下の動画を参考にしました。

この動画の時からかなりEditorのバージョンが上がっており(動画当時:2系、現在4系)、メニュー遷移などが変わっていましたが、ワープデフォーマの追加やパラメータの調整についてはほぼ同じで、物理演算の追加方法がかなり変わっていました。

www.youtube.com

 

以下は後ろ髪の例です。

「髪揺れ 後ろ」で-1.0の時と1.0の時に大きく揺れるようにワープデフォーマを調整します。参考動画でも言われていたように、強風が吹いているんじゃないかというぐらい大げさにします。

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ブフォーーー

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ブフォーーーー

gyazo.com

パラメータを動かすとかなり動くのがわかりますでしょうか?

横髪、前髪についても同じように設定します。

 

次に物理演算を追加していきます。

ここが2系から大きく変わっていて、設定を探すのに難儀しました。

2系ではViewerを使用しますが、4系ではEditorで完結できるようになったようです。

モデリング」→「物理演算・シーンブレンド設定を開く」

 

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物理演算タブ状態にして

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グループを追加していきます。(グループ名プルダウン右の「追加」をクリック)

名前は任意のもので大丈夫です。

 

今回は以下のようにグループを作成しました。

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後ろ髪、前髪についてもプリセットは同じです。

これで入力設定は完了です。(かなりチューニングできますが今回はデフォルト値のままでいきます。これでもけっこういい感じに揺れますよ)

 

次に出力設定です。ここで実際に揺らすパラメータを選択します。

出力設定タブ→出力のプルダウンで実際に動かしたいパラメータを指定します。

 

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パラメータ調整の時点でかなり大げさな動きにしたおかげなのか、デフォルト出力でも結構動きます。あとはお好みで出力調整アップダウンしてください。

 

gyazo.com

動作確認中。かわいいですね(しつこいほどの自画自賛

頭を動かすと髪がゆらゆらします。

あとはmoc3ファイルを書き出してfacerigのフォルダに入れればオッケーです。

書き出すときに「物理演算設定ファイル(physics3.json)を書き出す」にチェックが入っているかどうかの確認を忘れずに。

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あとはfacerigで実際に動作するか確かめてみてください。

物理演算というと身構えてしまいますが、プリセットを利用すればかなり簡単にできました。次回は耳ピコを実装したいです。